嵐の中の出発

結局、一人で台湾へ行くことになりました。gongziは飛行機の揺れが苦手で台風の時期に台湾へ行くことに抵抗があったのです。結局、台湾で台風に当たらず、大阪で当たってしまったのですが…

台風12号が最接近する中、関空発の飛行機は多くが欠航になったり、大幅な時間変更を余儀なくされていました。ただ、私には予定通りに飛ぶという確信がありました。私が搭乗する予定のキャセイパシフィック航空は前日に飛行機がすべて到着し、関西空港で待機していました。欠航となった飛行機の多くは前日に母国から関空への飛行自体をキャンセルするか、日本の航空会社でした。

そして、予想通りほぼ定刻で出発したのです。通常なら滑走路は込み合う時間帯でしたが、離陸した窓からの眺めでは、私が乗る飛行機以外はまったく動きが見えませんでした。だとしたら、何と幸運なことだったでしょう。ともかくも予定通りに旅行を進めることができるのです! 

台北は昼間の気温がまだ33度ぐらいで数値上は暑く感じますが、体感上はさほど暑いということでもありませんでした。入国審査は比較的スムーズに終わり、荷物を受け取って、携帯電話ショップで新しい番号のカードを購入し、いつものようにリムジンバスで市内へと向かいました。大阪から出張帰りという台湾男性と隣り合わせになり、45分程度の短い時間ながら日台の食事や台北の名所など話が盛り上がって、メアドや携帯番号を交換しました。バスを降りて、ホテルまでのわずかな距離の間に現地の人から駅までの道を尋ねられて、案内しました。こんな私が台湾人に見えたのかしら…ホテルに着くと馴染みの従業員の女の子がわざわざ「久しぶり~」とあいさつしに来てくれました。うん、何だか幸先のいいスタートだ。

少し休んでから夜市へ買い出しに行きました。ホテルのすぐ近くにある私のお気に入り「大龍街」です。朝でも夜でも屋台があって、食事が充実しています。今回は鶏排(鶏の唐揚げ)、魯味(煮込み料理)、猪肝痩肉粥(豚レバーの味付け粥)を買いました。ホテルからサービスしてもらった缶ビールを飲みながら、台湾最初の食事を堪能しました。 

 

 

朝早く起きたためか、日ごろの疲れがたまっていたのか、気を失うようにして眠っていました。

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