行きつけのマッサージ店

私が定宿にしているホテルから横断歩道を渡ったところに行きつけのマッサージ店があります。毎回台北に来るたびにその店の老板(主人)や従業員の人たちとあれこれと会話して、さまざまな情報をいただいたり、文化の違いを確認したり、揚句にはいろいろなお菓子などをいただいたりとマッサージ以外の部分で楽しい交流を続けてきました。たぶん、マッサージをしなくてもずっと店でお茶でもいただきながら会話していると思います。日本でいうと行きつけの理髪店みたいなものでしょうか。

関空でお土産に買ってきたみたらし団子が早く食べないといけないということで、昨日の昼店を覗きに行きました。すると、店番をしている若い女性やマッサージのスタッフも知らない顔の人ばかり。「老板は?」と尋ねると「夜8時以降に出勤します」ということで、「お土産を老板に渡して」と言い残して出直すことにしました。

夜出直して行ってみると、懐かしい顔の人たちが。日曜日で昼間は休んでいたということでした。老板いわく土産物が大阪のものということは状況からして、彼に違いないと想像していたそうです。「当たり!」

前回行ったのが去年の12月。「奥さんはどうして一緒に来なかったの?」「前に一緒に来た友だちは元気にしてる?」「前に買いに行ってた『佳徳』のパイナップルケーキ、店は今まで以上に買う人で混雑してるよ」 とまあ、よく覚えていらっしゃること。 

冗談を言ったり、互いの近況を話したり、何だかいつもほっとします。自宅に帰って、近所の人と久しぶりに話をするような感覚です。違うことといえば、会話が日本語でなく中国語であるということ。でもそれとなく自然に自分が話をしているから不思議です。

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